初期研修INITIAL

2年間の軌跡TRAJECTORY OF TWO YEARS

実践する中で得られる
“確実なスキルアップ”

2014年卒塩塚 健太

2年間の研修スケジュール

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2年目 産婦人科 放射線科
(選)
集中治療 形成外科 外科
(選1ヶ月・
必1ヶ月)
ER 地域 麻酔(選)
1年目 導入 内科 集中治療 外科 内科

はじめに

大手町病院HPをご覧の皆様、初めまして。後期研修医3年目の塩塚です。この度本HPが刷新されるにあたり、寄稿を依頼されましたので、私自身の初期研修2年間を振り返りながら、私が考える当院での初期研修について書いてみました。長文駄文ではございますが、皆様の研修病院選択の参考になればと思います。

当院の初期研修の特徴

私が考える当院の初期研修の特徴としては、以下のものが挙げられます。

①救急を中心とした研修

大手町病院での初期研修の特徴として一番に思いつくのが、救急を中心とした研修です。どんな医師を目指すにしても、何科の医師になるにしても、患者さんにとっては1人の『お医者さん』であることに変わりはありません。街中で、飛行機の機内で人が倒れた時、「お医者様はいらっしゃいませんか」と呼びかけられた時、あなたはすぐに手を挙げられる医師になりたいと思いませんか。救急で様々な状態や疾患の患者さんを、鑑別を挙げながら、体を動かしながら診ることで、先述したシチュエーションでも自信を持って手を挙げることができるようになるでしょう。

②幅広く経験できる手技

これは①とも関係していることですが、救急外来に搬送されてくる患者さんは様々な病態で搬送されてきます。気道、呼吸、循環を保つため、全身状態を改善するため、発熱の原因を探るため、気管挿管や穿刺など様々な手技が必要となります。ともすれば上級医が施行する手技を見学することになりがちですが、当院では、これらの手技を初期研修医のうちから積極的に行うことができます。手順をしっかり勉強していることが条件ですが、上級医の先生に付いていただきながら、手技を身につけていくことができます。

③主治医としての責任

初期研修では、上級医が主治医として診ている患者さんを一緒に担当する形が多く、採血やデータのまとめだけに終始し、検査や治療の方針については研修医は全く考えないという形もあるようです。一方、当院の初期研修では、研修医が主治医として患者さんに問診し、自身で鑑別を挙げ検査、治療方針を立て、それを上級医や指導医がアドバイスしていく方式を取っています。これにより、初期研修医のうちから主治医として患者さんを治療している実感が持てると私は感じています。時には主治医としてのプレッシャーに押しつぶされそうになる時もありますが、シニアレジデント(屋根瓦方式)や指導医のしっかりとしたサポートのもと、自身が考えた治療で患者さんが治癒し、退院する時に感謝された時のやりがいは格別です。

④ERから集中治療、そして一般病棟へ

上記の表は、私自身の2年間の初期研修スケジュールです。特徴としては、まずERと集中治療が必修科になっており、重症患者の救急初期対応から集中治療までを連続してみることができます。また、どの研修科をローテートしていても、日勤帯の待機や当直は各科ではなくERの担当となるため、2年間を通して常に救急外来での研修を行うことができます。選択期間は3ヶ月あり、小児科や放射線科等は院外での研修も行えます。地域研修も1ヶ月あり、救急医療、急性期医療から老年医療まで、幅広い研修を行うことができます。

おわりに

ここまで私自身の研修を元に私が考える当院の研修の特徴を挙げさせていただきました。とはいえ、まだまだ伝えきれていない部分も多々あります。もしご興味があれば、一度実習に来てみませんか。当院の病院実習では、学生さんのみたい科、みたい分野を中心にスケジュールを組むことができます。初期研修医の先生に密着し、研修医の目線からみた診療や患者さんとの接し方を見学することで、学生さん自身のイメージも湧きやすくなると思います。ぜひ一度、ご検討ください。お待ちしております。

初期研修 実習申込

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