初期研修INITIAL

4つの特徴FOUR FEATURES

01 飛躍するチカラ

初期対応から継続治療への一連を学べ、圧倒的な経験数からジェネラルな診療までのプライマリケアの臨床能力が身につきます。

北九州市の中心に位置し、年間救急車搬入6,000台以上、救急患者20,000人以上を受け入れており、1次~3次救急まで幅広く対応しています。“無差別平等の断らない救急”を掲げ救急車応需率は98,5%(2015年度)と全国平均を上回っています。初期研修中の2年間はどの科をローテートしていても、ERでの救急待機と当直があり、専門分野に進む前の土台となるプライマリケアを修得することが出来ます。

救急車搬入台数

当院は北米型ERの体制を敷いており、各専門科の垣根を越えたチーム医療を実践しています。初期研修の2年間は、各科をローテートしながら週に2回のER待機と、週1回のER当直業務に入ります。初期研修医は救急搬入とウォークインのいずれの場合も初期診療に関わり、コモンな疾患の中から重篤な疾患を見極める力と、それを適切に専門家へコンサルトする力を養います。

CPAや重症外傷の患者が搬送されてきた際に対応するためにチームを結成しています。研修医は1年目の冬頃を目安にチーム参加の希望があれば任意で加入します。

CPA搬入件数(2015年度)

02 診る医療

救急外来で対応した患者さんを入院から退院まで診る事ができ、患者さんの全体像をマネジメントします。また他職種や他科の医師を交えた民主的カンファレンスを実践しています。

2013~2015年度 ERから入院となった患者数

全科カンファレンス

ER当直に入った研修医(1~2年目)が当直帯に入院となった患者さん報告を行い、困った点や疑問に思ったことを発表します。カンファレンスに参加している各科専門医の先生にその場でフィードバック得る機会となっています。

各科カンファレンス

研修医から、担当患者さんの入院経過から治療方針のプレゼンテーションを行い、医師から疾患に対しての治療方法や患者さんとの接し方など様々な角度からみたアドバイスをMSWからは、患者さんを取り巻く社会背景からの生活支援や医療制度についてなどの説明があり、事務からは、診療報酬、DPC関連などの情報提供を主に行ってもらっています。
このようなカンファレンスから患者さんを全人的に捉える目を養っています。

03 地域と共に

健康で安心して住み続けられる町を目指し、「地域に出る、地域を知る」をモットーに地域医療の原点を総合的な医療の展開が学べます。

地域医療の1ヶ月間は関連施設の『健和会町上津役診療所』『戸畑けんわ病院』を中心に研修を行います。
健和会大手町病院のように急性期医療を担う病院では見えづらい地域との関わりをメインに、往診研修や協同組織(友の会)の班会での健康予防講座を行うなど、地域に住む人々とのふれあいや地域の人々の声(ニーズ)に耳を傾けることで地域を診る視点を養います。

町上津役診療所の地域研修

当診療所はかかりつけ医としての慢性疾患管理、高齢者医療および在宅医療(特に在宅緩和ケア)を地域の医療機関・介護・福祉などと連携して医療活動を行っています。病院では経験できない在宅医療・看取りを通して患者に寄り添い、家族もケアする力をつけてもらいたいと考えます。

経験できる技能・症例は高齢者・慢性長期医療患者の診療を通じて広く経験することとなります。複数の疾患を併せ持つ高齢者の治療・全身管理・今後の療養方針の考え方などについて学ぶことができ、在宅医療についても経験できます。

在宅へ復帰する患者さんについては病院にて退院前カンファを行い訪問診療、それに相互補完する訪問看護との連携、ケアマネージャーによるケアマネジメント(介護)と病院との連携について指導医と共に調整を行います。

戸畑けんわ病院の地域研修

チーム医療を基礎にリハビリテーション医療、高齢者医療、生活習慣病など総合的かつ全人的な医療の展開と地域住民の健康づくりの活動を展開しています。 病棟医療は急性期病院と連携して急性期を過ぎた症例と施設や開業医と連携して軽度の急性期の症例を中心に受入、社会や在宅への復帰、施設入所までの間のリハビリテーション医療等の療養の提供を行います。医療の役割分担が進められている中、ポストアキュートやサブアキュートを経験することは大いに有益と考えます。

経験できる技能・症例については一般病床や地域包括ケア病床、回復期リハビリテーション病棟、障害者病棟、療養病棟の枠組みの中で経験することが出来ます。急性期をすぎた療養患者さんの機能の評価(認知機能・嚥下機能・排泄機能などの評価)、複数の疾患を併せ持つ高齢者医療について、患者さん本人のみならず家族や他職種・他事業所と連携を図り、かかりつけ医としての診療の在り方のサポートを経験することが出来ます。

共同組織

地域で安心して住みつづけられるまちづくりを目指して、共同組織の皆さまと共に様々な活動に取り組んでいます。医師・研修医が地域へ出向き、地域の人とのふれあいや会話をとおして寄り添う医療について考えます。

青空健康チェック

看護師、検査技師、放射線技師、事務、栄養科、リハビリなど様々な職種が集まり、血圧測定、骨密度測定、血管年齢測定、体脂肪測定、健康相談などを行っています。

班会

地域の方が集まり、感染管理認定看護師、病棟看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリ、検査技師などから様々なお話をしてもらい、健康管理に役立つポイントなど具体的なアドバイスをしています。

04 サポート体制

病院が学会や研修会の援助をしています。臨床能力の向上だけでなく、アカデミックな活動も促進しています。また充実した研修となりように指導医や事務担当者が一丸となり研修を支えています。

出張内容 出張目的 病院より実費支給
ACLS、BLS、ICLS、JPTEC、JATEC、TNTなど
救急に関わる講習会
参加 参加費
交通費
宿泊費
九州内で開催される学会または研修・勉強会 参加 交通費
発表 参加費
交通費
宿泊費
九州外で開催される学会 参加 ×
発表 参加費
交通費
宿泊費

※発表・参加に関わらず年1回の出張は参加費、交通費、宿泊費を病院より実費支給します。

研修医が提出する研修評価表をもとに指導医や事務で共有検討会を毎月1回行い研修医一人ひとりの研修状況を把握しています。

またレジデント会議を月2回開催しており研修医から研修改善要望や学習会の立案を行う場を設けています。研修医がよりよい環境、体制で研修に望めるように日々、取り組んでいます。

外部講師を招聘して定例で学習会を開催しています。その他にも研修医向けの学習会を多数開催しています。

研修医向け学習会一覧

学習会 講師 日程 詳細
外傷学習会 後期研修医 毎月1回 JATEC(外傷初期診療ガイドライン)に基づいた外傷対応について研修医、救急外来看護、コメディカルが一緒に学びます。
創傷・縫合学習会 形成外科医 専門医 5月~7月 個別開催 創傷について基本的な知識を身につけERでの創傷処置の習得を目指します。300針の課題提出が必須となります。
感染症内科レクチャー 感染症科 専門医 5月~8月 毎週1回
平嶋Dr.学習会 医療法人徳洲会 奄美ブロック
総合診療研修センター
センター長・指導医 総合内科
平島 修 医師
2ヶ月に1回
松本Dr.学習会 大阪医療センター 総合診療科
松本 謙太郎 医師
2ヶ月に1回
寺坂Dr.学習会 毎月1回

医師団事務部

医局と同じフロアには医師団事務部(医師団事務課・臨床研修課)があります。“医師(研修医) に寄り添う事務職員”をモットーに医師に関わる企画の援助また研修医の悩み相談にも親身に対応し、よりよい環境で働けるようサポートしています。

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