専門研修EXPERT

学会プログラム
外科専門医SURGICAL SPECIALIST

指導医・研修医からのメッセージ

熱い志を持った人材と
一緒に仕事がしたい

指導責任者松山 晋平

大手町病院の外科スタッフは外傷医療や救急医療など院内で関わっている分野が多岐に渡ります。個人的な考えですが、癌の治療などに特化するのではなく、基本的には地域に求められている医療に対して外科が関わるものは全て担うという意気込みが大切です。救急、外傷、災害医療など関係する分野は全てやるという熱い志を持った人材を育成しないといけないと考えています。ただ、今後を担う優秀な外科医を育てていくには、サブスペシャリティの道も必要なので、当院では消化器外科専門医の修練の場を他施設にもお願いして交流を図っています。

今後の外科治療はかなり細分化されたものになってくると考えています。私の世代とは仕組みが若干異なりますが、研修で回ってきた時に当院の外科のスタッフを見てもらい魅力を感じてもらえれば幸いです。専門性という意味では太刀打ちできない分野もありますが、こういう地域医療の貢献の仕方もあるのかといった新鮮な経験ができるでしょう。

私達はこういう人が欲しいというのはありません。若い力でこの病院の外科を変えていきたいという意気込みを持った人に是非来てもらいたいです。

自分達を越えるような
外科医を教育

指導医三宅 亮

外科医としての『基本的な技術・知識』に加え、『患者様に対する適切な接し方とインフォームドコンセント』に対しても早期に責任をもって徹底的に学んでいく事を基本方針としています。 加えて、『リーダーシップ』や『教育』の基礎の確立、学術的な部門では年複数回の『全国学会への発表』を義務付け、今後の進路がどの領域・医療チームでも医師・外科医として恥ずかしくなく通用する意思を育成したいと考えています。

また当院の特徴の一つとして、Acute care surgery領域(Acute general surgery+Trauma surgery + Surgical critical care)の3領域の修練も行います。初診・診断~手術~周術期集中治療まで連続性かつ継続性をもった修練を必須と位置付けています。同時に待機的手術(Elective surgery)で良性~悪性疾患を開腹・腹腔鏡の両方で修練を積みます。外科医としてAcute careとElective両方の修練を行うことでそれぞれの質の担保を行うシステムを採用しています。

最後に、指導医達の立場から修練医に希望することは数多くありますが、一つ上げるとすれば『自分たちを超えるように育つこと』があります。5年程度経過すれば、医学というのは古くなりますので、自分達指導医に追いつかせるような指導は時代にマッチしない事を自覚しています。社会のため、地域のため、チームのために次々と自分達を越えるような外科医を教育していこうと考えます。

1番のやりがいは
執刀のチャンスが多いこと

後期研修医(専攻医)花木 祥二朗

特徴は救急疾患を伴う外科症例の経験が積めるのが1番です。珍しいのは外傷を中心にやっていることです。外傷の中でも通常だったら放射線科医や救急科医がやるようなIVR、骨盤骨折であったり、肝臓破裂であったりの止血作業、そういった手技も外科がやっているというのが珍しい特徴です。当然アキュートケアサージャリー、ダメージコントロールサージャリーという分野も率先してやっています。

そして何より1番のやりがいは、第一線で実践の執刀のチャンスがすごくもらえることです。また、仕事はかなりしやすいです。初期研修からここでやっているので慣れているとういうのはありますが、そうでなかったとしても、忙しい救急外来にも入ったりするので、看護師やコメディカルの方からは寝る間を惜しんで働いて頑張っているという認識を持ってもらえており、周囲からのサポートや理解も十分にあります。みんなもきつい思いもしているのでつらいとかいう思いはあまりないです。共に働く仲間意識がすごく強い病院です。

将来は国際医療や小児外科医療に進みたいと思っています。ただ、その道に進むとしても、救急診療や外科分野における救急疾患というのは出来て当然だと考えています。ですので、一般外科としてそういったことを経験するというのは自分の絶対条件だったので、細かい専門に行く前に大手町病院のようなところで経験を積むことには大きな意味があります。同じような考えを持っている方や外傷をしたいという方は、大手町病院が向いていると思います。

とにかく実践的経験を積めるチャンスが圧倒的に多い病院なので、是非第一線に身を起きたい方にはお勧めです。申し分ない研修ができると思います。

後期研修獲得目標

日本外科学会専門医取得に向けた研修を行う。専門医取得に必要な症例(具体的には350例以上〈うち120例以上は術者〉)を経験し、知識・手技等を獲得する。

プログラム

3~4年次

外科の基本(各種診察法、術前術後の輸液管理、術後の抗生剤、ドレナージ、手術器械、創傷治癒、開腹閉腹、胸腔ドレナージ)について学ぶ。

良性疾患に対するマネージメントおよび各ガイドラインに準じた治療ができるようになる。

急性腹症の診断ができるようになる。
担当症例:急性虫垂炎/胆石胆嚢炎(総胆管結石症を含む)/上部消化管穿孔/腸閉塞(癒着性、絞扼性)/鼠径・大腿ヘルニア/痔疾患/自然気胸/人工肛門造設症例

消化器疾患に対する知識も深める。
担当症例: 胃十二指腸潰瘍、急性膵炎など

5年次

悪性疾患を担当し、手術・化学療法についての知識を深める。

各癌取扱い規約・ガイドラインに精通する。
担当症例: 胃癌/結腸・直腸癌/肝細胞癌/胆道癌/膵癌/乳癌

3年次 外科(6ヶ月) 選択(6ヶ月)
4年次 外科(12ヵ月)、上部消化管内視鏡1単位/週
5年次 外科(12ヵ月)、上部消化管内視鏡1単位/週、外来1単位/週
  • 1. 3年次初期6ヵ月は、基本的にベッドフリーで、シニアレジデントとしてレジデン指導。
     (希望により良性疾患の担当が可能。)
  • 2. 選択期間中に他科のローテートが可能。(麻酔科、形成外科、婦人科、泌尿器科等)
  • 3. 後期研修途中または終了後、スタッフ入り可能。

教育

  • 術前カンファレンス 1回/週
  • 抄読会 1回/週
  • JATECを受講し、インストラクター資格取得を推奨する。
消化管および腹部内蔵 314例
乳腺 31例
呼吸器 9例
心臓・大血管 5例
末梢血管(頭蓋内血管を除く) 7例
頭頸部・体表・内分泌外科 5例
小児外科 6例
上記の各分野における内視鏡手術
(腹腔鏡・胸腔鏡含む)
3例

学会

必須学会

  • 日本外科学会
  • 日本消化器外科学会

入会が望ましい

  • 日本臨床外科学会
  • 日本乳癌学会
  • 日本救急医学会
  • 日本外傷学会
  • 日本腹部救急医学会

取得できる認定医/専門医資格

  • 日本外科学会専門医
  • 日本消化器外科学会専門医

専門研修|スタッフ入り後、他施設にて一定期間の専門研修を行うことが可能。

  • 国立がんセンター中央病院
  • 国立がんセンター東病院
  • 国立災害医療センター
  • 九州がんセンター

当直・救急待機

  日当直 救急待機
3年次 6回/月 1単位/週
4年次 6回/月 なし
5年次 6回/月(当直またはICU当直*1) なし
  • ・当直医師の責任者としてICU管理を中心に従事する。
  • ・外科的内容に重点をおいた救命・救急医療を意識する。

募集要項

定員
1年次につき2~3名
研修期間
2017年4月~
受験資格
卒後医師臨床研修を修了した者、または見込み者
必要書類
医師免許証の写し、臨床研修修了登録証あるいは修了見込証明書の写し、6ヶ月以内の健康診断書
採用試験
2016年8月~随時
選考方法
個別面接による総合評価
連絡先
〒803-8543 福岡県北九州市小倉北区大手町15-1 臨床研修課
Tel:093-592-3325 Mail:kensyu@kenwakai.gr.jp
処遇
身分 健和会大手町病院常勤医師
給与 医師免許取得後 3年目 月額基本給 412,000円
4年目 月額基本給 423,000円
5年目 月額基本給 435,000円
当直手当、賞与は別途支給
休暇 第2第4土曜日、日曜日、祝日、夏期休暇、冬期休暇、年次有給休暇
住宅 研修医専用宿舎(月定額8,000円)、別手配の場合(住宅手当月額約50,000円支給)
保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、医師賠償責任保険

専門研修 お問い合わせ

専門研修 お問い合わせ