公益財団法人健和会 健和会大手町病院

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海外渡航・ワクチン外来 Travel & Vaccination clinic

はじめに

 2013年の海外出国者数は約1,747万人、海外長期滞在者数は約84万人で国民の7.3人に1人は海外渡航する計算と報告されています。
 これに伴って海外旅行後に体調不良を訴える方も急増し、近年では国内で見る事の無かったマラリアやデング熱、腸チフスといった疾病も報告されています。
 しかし、北九州市には厚生労働省検疫所(FORTH)に登録されている予防接種実施機関が無く、(2015年3月現在)海外渡航される方は、福岡市や久留米市などの他地域で予防接種を受けているのが現状です。
 健和会大手町病院は北九州市において海外渡航前の予防相談から帰国後の健康障害の治療まで一貫して診療する事を目標として「海外渡航・ワクチン外来」を2015年4月1日に開設いたしました。

海外渡航外来とは

 旅行や勤務、留学などで海外渡航される方に対して渡航先の情報を提供し、予防接種や予防薬の処方で渡航時の健康管理を行う事と海外から帰国された方の体調不良、健康障害の診療が主な目的です。
 具体的には、外来受診された方の渡航先や時期・期間・目的、現地での活動内容をお聞きして、渡航先の健康に関わる情報を提供し、想定される健康障害や現地での注意点の説明と、それに対する予防接種や予防薬をお勧めします。
 帰国後の健康障害については、通常の外来以外でも救急外来にて24時間対応します。海外で動物に咬まれた後の狂犬病ワクチン接種についても時間外の対応が可能です。

 ■渡航外来の主な内容■
   1.海外渡航に関連した健康相談および感染症情報の提供
   2.渡航前(海外旅行、出張、留学など)の各種ワクチン接種
   3.渡航中の健康障害に対する予防薬剤の処方
   4.ワクチン全般(海外渡航以外も含む)の相談・接種
   5.帰国後の体調不良や健康障害についての診療(時間外対応可)
   6.海外での動物咬傷後の狂犬病ワクチン接種(時間外対応可)

診療時間

■渡航前相談は予約制です。
 ■診療日時
9:00〜12:00 9:00〜13:00 9:00〜13:00 9:00〜13:00 ※1
14:30〜16:00
◎上記以外でも診療可能な日・時間帯がありますので、お電話にてお問い合わせください。
※1 病院休診日は除きます。
>>>診療カレンダーはこちらをクリックしてください。

*帰国後の体調不良や健康障害の診療および動物咬傷後の狂犬病ワクチン接種は救急外来にて時間外も対応可能です。

予約方法

*電話による予約  (病院診療日の午前9時〜午後5時)
    *個人の方  093−592−5511 (病院代表電話番号)
    *団体・医療機関の方 093−592−5530 (医療連携室)

各種料金 (2015年4月1日現在の料金です)

*渡航前相談については健康保険のご利用はできません。全額自己負担となります。
*以下の料金は消費税が含まれておりません。お支払い時に別途消費税の支払いが必要です。
*帰国後の健康障害や動物に咬まれた後の狂犬病ワクチン接種狂犬病ワクチン接種は健康保険での診療が可能です。

相談料

相談料 価格(税抜)
初回相談料 3,000円
再来相談料 800円

国産ワクチン接種料金

国産ワクチン 価格(税抜)
A型肝炎(エイムゲン) 7,000円
B型肝炎(ビームゲン) 3,500円
B型肝炎(ヘプタバックス) 3,500円
インフルエンザ(3歳以上) 5,100円
インフルエンザ(3歳未満) 4,300円
日本脳炎 4,000円
狂犬病 12,000円
破傷風 1,500円
不活化ポリオ 6,000円
ジフテリア・破傷風(DT) 1,700円
百日・ジフテリア・破傷風・ポリオ(DPT−IPV) 7,600円
4価髄膜炎ACWYワクチン(メナクトラ) 21,500円
肺炎球菌PPSV(ニューモバックス) 6,000円
肺炎球菌PCV(プレベナー) 9,000円
Hib(アクトヒブ) 5,200円
麻疹 6,200円
風疹 6,200円
風疹・麻疹混合(MR) 7,100円
水痘(生後12ヶ月以上) 6,000円
おたふく風邪(生後12ヶ月以上) 5,000円
BCG予防接種 4,000円

輸入ワクチン接種料金

輸入ワクチン 価格(税抜)
輸入・A型肝炎(Havrix) 12,000円
輸入・狂犬病(Rabipur) 12,000円
輸入・腸チフス(Typhim Vi) 9,000円
輸入・成人3種混合(Tdap)(Boostrix) 8,000円
※輸入ワクチンは流通の関係で入手困難となる場合があり、その場合は接種できないともありますので、ご了承ください。

予防薬料金

内用薬 価格(税抜)
マラリア予防薬(メフロキン:1錠) 1,200円
〃(ビブラマイシン:1カプセル) 40円
〃(マラロン:1錠) 700円
高山病予防薬(ダイアモックス:1錠) 50円

文書料金

書類 価格(税抜)
英文診断書(書式の決まった簡単なもの) 2,000円
英文診断書(上記以外) 6,000円

関連リンク

*厚生労働省検疫所:http://www.forth.go.jp/index.html
*海外渡航のためのワクチン:http://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html
*海外旅行者の予防接種Q&A:http://www.kawasaki-m.ac.jp/soc/travel-vaccine/QA08.pdf

お問合せ

*電話  093−592−5511(代表電話番号)
*海外渡航・ワクチン外来お問い合わせフォーム:
http://www.kenwakai.gr.jp/ootemachi/information/kansen_form.html

Q&A

海外渡航ワクチン外来ってなのをするところ?
 旅行や勤務、留学などで海外渡航される方に対して渡航先の情報を提供し、予防接種や予防薬の処方で渡航時の健康管理を行う事と海外から帰国された方の体調不良、健康障害の診療が主な目的です。
 具体的には、外来受診された方の渡航先や時期・期間・目的、現地での活動内容をお聞きして、渡航先の健康に関わる情報を提供し、想定される健康障害や現地での注意点の説明と、それに対する予防接種や予防薬をお勧めします.
 帰国後の健康障害については、通常の外来以外でも救急外来にて24時間対応します.海外で動物に咬まれた後の狂犬病ワクチン接種についても時間外の対応が可能です.
 また「(総合的な)ワクチン外来」として、海外渡航に限らない国内での予防接種(ワクチン)相談や実際の接種も行います。
海外渡航で気を付ける病気は?
 帰国後の健康障害で最も多いのは旅行者下痢症と言われる胃腸炎です.日本以外で生水を飲む事は多くの国で危険と言われていますが、実は氷入りのジュースや野菜サラダなども同様な危険があります。
 この胃腸炎は殆どが自然に治りますが、同じ胃腸の病気で命に関わる腸チフスと言う感染症があり、これはワクチンで予防可能です。ほかにお薬で予防可能なマラリアや、昨夏に東京でアウトブレイクしたデング熱等があります。
予防接種(ワクチン)にはどんなものがあるの?
 【【図】に一般的に海外渡航時に接種されているワクチンと感染症の関係を表しています.感染する可能性の高いA型肝炎のワクチンや発症すると重篤になる破傷風などのワクチンを中心に、渡航先によって狂犬病ワクチン・腸チフスワクチンなどが挙げられます。
 特に狂犬病は日本国内での感染はありませんが、インドでは年間1万人以上、中国でも2000人以上が亡くなっている疾患で、他の国でも危険性があるため滞在状況によって必要と考えられます。
 またB型肝炎ワクチンは、世界的にはユニバーサルワクチンと言ってすべての方への接種が勧められています。多くの日本以外の先進国では定期接種に指定されており、海外渡航に限らず可能な方には接種する事が勧められます。
 なお、アフリカの一部・南アメリカの一部の国では「黄熱」の危険性があり入国に際し「黄熱ワクチン」接種が義務付けられている国があります。この「黄熱ワクチン」接種ができるのは福岡県では検疫所のみで予約が必要です。ただし「黄熱ワクチン」は生ワクチンですので接種後は他のワクチンが4週間接種できません。「黄熱ワクチン」必要国もしくは推奨国への渡航の場合は、早めにご連絡ください。
受診には予約が必要?
 ワクチン接種等の渡航前相談は原則として予約診療です.ただし急を要する帰国後の体調不良や健康障害・動物咬傷後の狂犬病ワクチン接種については、時間外でも救急外来にて診療を行います。

渡航するどれくらい前に受診すれば良いの?
 必要なワクチンによって異なりますが、初回接種から接種完了まで約半年かかるワクチンもありますので、渡航先とおおまかな日程が決定した時点で早めの受診をお勧めします。

診療費用はどうなってるの?
 海外渡航前の相談・診療とワクチン接種・予防薬処方は原則として自費診療です。初回相談料が3,000円(税別)、再来時が800円(税別)でこれにワクチンおよび予防薬等の費用が加算されます.価格は表をご参照ください。
 帰国後の健康障害に対する治療や動物咬傷後の狂犬病ワクチン接種は健康保険での診療が可能です。

参考資料


※厚生労働省検疫所ホームページから引用

※厚生労働省検疫所ホームページから引用
Travel & Vaccination clinic