2014年4月アーカイブ
Oバマ大統領が来日中ですね。
すんごい国賓扱いですが、あれって国税なんだよね。
ん~、何だか複雑...だけど他にもっと無駄遣いがあるんだろうなぁ。
TPPはどうなるんでしょうね。
経済業界はTPP賛成、農業界や医療界はTPP反対。
革新派か保守派かって感じですね。
利権に関わらず、10年以上先、30年以上先の日本の行く末を見越して、
あんまりお偉い人の顔色ばかり気にして曖昧な判断はせずに、
最終的に日本の為になる、と決断してもらえればいいっすね。
世界有数の超高齢社会の日本。
お偉い超高齢者を大事にするのはいいけど、
未来で活躍してもらう若者をもっと大事にしないと、
大変なことになりまっせ、のTです。
さて、今年は研修医オリエンテーションで大活躍中のN沼をフィーチャー。
教育好きのTが認める、教え上手のN沼。
男前病院は医学生見学・実習大歓迎な病院なので、
研修医として、医学生に関わる時の指導やあり方についてのレクチャー。
今年初の試み。
まだ医学生と医師の狭間にいる1年目研修医に身に沁みる
とてもいい内容でした!
昨年までTがやっていた研修医の心得をN沼にやってもらいました。
新1年目と新3年目のディスカッション形式。
ちゃんと盛り上がりましたね♪
N沼は皆がしっかりと自主的に積極的に参加できるように
上手にレクチャー、司会進行を務めてくれました。
教育は大事である、ということが次世代に伝わっていて、
Tは嬉しい限りです。
指導することで、自分を見つめなおすいい機会になります。
N沼!これからも期待してまっせ!
STAP論文。
マスコミは超ネタにしまくっているせいで、
結局どこが重要なポイントなのかが分からなくなってきますね。
ただ、科学とは常に批判的吟味の中から真実が生まれ、
またそれが真実中の真実であると言えるようになるには、
凄く時間がかかります。
Tの好きな集中治療の栄養管理や敗血症診療なんて
色んな結果が右往左往しています。
その診療結果が患者にどう影響を与えるのか。
何が一番正しいのか、毎日患者を目の前で診て、
その時の最善を尽くして、その結果を良くても悪くても受け止めて、
日々蓄積して消化していき、正解に頑張って近付いていく。
だから医学・科学は楽しいんだと思います。
不正があったのか、ということはT的にはもう段々どうでも良くなってきて、
結局STAP細胞があるかどうか、iPS細胞、ES細胞のようなものなのか
明確にしていって欲しいですね。
さて、今年の1年目研修医。
福岡県の関連病院の研修医と一緒に
昨日今日で男前病院でオリエンテーションしてくれました。
昨日は感染症内科のH先生に感染症レクチャー、
午後は外科N沼と整形外科N吉で外傷レクチャー、実習。
今日は終日TとO城、Hトリ、T崎でICLS。
皆真面目に楽しくやってくれていました。
今年の1年目は大人しいと思いきや、
結構個性派が揃っていそうで、
Tは嬉しい限りです。
2年目に追い付き追い越せで頑張っていって下さい♪
毎年4月は初々しく研修医が真剣に頑張ってくれるし、
色々なカラーを見せてくれるので楽しいですな。
是非その気持ちを忘れずに、医師になったことを誇りにして
真面目に患者さんと向き合っていって下さいね!
学会の報告とか、勉強会の報告とか、いろいろすっ飛ばしてしまっているうちに、もう新年度になってしまいましたね。
さて、当院総合診療科は以前から積極的研修医教育を打ち出しておるわけですが、どうもそこらへん理解されていないような所があるのです。
どうしたら病院内外に当院総合診療科の研修をアピールできるのか考えていたところ、昨年末の某A木先生宅忘年会で瀬戸内徳洲会病院の朴澤憲和先生に、プライマリ・ケア連合学会若手医師部会の「病院中心のジェネラリスト研修プログラム」に登録してみないかと、願ってもいないお誘いをいただきました。
そこで、試行錯誤を重ね、後期研修募集のweb siteの内用を改定し、ようやく先日ブログに同内容をアップして頂く運びとなりました!
ホームページ:
http://www.kenwakai.gr.jp/later/general.htm
PC学会若手医師部会 病院中心のジェネラリスト研修プログラム ブログ:
http://blog.livedoor.jp/pc_wakate-hospital_based_generalists/
内容は後期研修ですが、もちろん初期研修医にも総合診療科の魂を毎年せっせと注入しております。
これを見て少しでも多くの武闘派内科系ジェネラリストの卵が当院に集まってくれることを期待しております。
朴澤憲和先生、大変遅れてすみませんでした、そして本当にありがとうございます!
これからもお互い頑張っていきましょう!
佐村河内氏、STAP細胞...。
真実はどこにあるのか。
自分たちには少し遠い話かもしれませんが、
身近にあることも、本当にそれは本当?
っていう考えは常に持ち続けないといけませんね。
今日までの非常識は明日には常識、
その逆もまた然り。
日々、対の考えを持ち続ける努力をしていますTです。
さて、男前病院は他の病院と比較すると
研修医のオリエンテーションが結構長いです。
3週間くらいあります。
結構皆もどかしい気持ちになるようですが、
人間性、臨床医の基本的能力を学ぶために、
重要な基盤を固める期間でもあります。
焦らなくても2年間で他の病院と同じかそれ以上に
立派に成長しますんでご安心下さい。
その一環でERオリエンテーションが
通算4日間くらいあります。
3年目T崎と4年目Hトリが中心に
ERの日勤待機や当直に入るまでに覚えておきたいことを
みっちり指導してくれています。
例えば、Aラインや気管挿管の準備の仕方、
電子カルテでの診断書や同意書の作成、発行の仕方...
患者を診ながらそれを教えるよりも、
それを横で見ながら教わった方が効率よく身に付きます。
この時期は他職種も新入職員が入り、
新鮮な風が入って、こちらの気も引き締まっていいですねぇ。
皆さん、全てのことが初めてで大変だと思うけど、
楽しみながら頑張ってね♪
溜めずにどんどん投稿していきますTです。
昨年度は1年目研修医も初めは良かったですが、
ブログが後半になってアップされなくなっていきましたね。
今年はT以外もどんどんアップして下さいな。
昨日の4月8日、機会がありまして、
外科的気道確保、輪状甲状靭帯穿刺・切開の
豚の食道気管付肺を用いたウェットラボを
男前病院で開催することが出来ました。
JATECでも教わります外科的気道確保。
代表格の輪状甲状靭帯切開・穿刺は
気道緊急の状態で経口気管挿管が困難な時に、
一刻も早く気道確保ができないといけない際に行います。
外傷の場合は、頸部後屈は控えないといけないため、
通常の気管切開はできません。
JATECでも教わりますが、いかんせん人形なので、
イメージが湧きづらいですし、いざ本番で!といっても
なかなかやる機会もありませんし、超緊急ですし、
ぶっつけ本番的に対応せざるを得ない状況が殆どです。
豚といえども、結構リアルなので編集しております。
男前病院は外傷と救急に興味のある研修医が多いため、
外科系手技を欲しております。
研修医以外にもなかなかやる機会がないので、
多くの医師が参加してくれました。
Tとしても今回のような超緊急度の高い手技の
Wet LaboによるOff-the-job trainingは、
診療の安全性や合併症減少のために、
とても重要と考えております。
他にもPCPSやIABO等。
定期的に重症外傷やCPA、ショックで必要になる
特殊手技についてのWet Labo開催が出来るように
盛り上げていきます♪
さて、ようやく男前病院のブログも2014年度を迎えました。
色々なことが起きる予感たっぷりの2014年度。
満開になった桜も、また寒空が来て強風が吹いて、
一気に散りまくってしまっております。
花見ちゃんと出来なかった...無念。
さて、今年も新卒研修医が入ってくれました。
5人の研修医で皆大学が全くかぶっておりません。
昨年度のクセおよびアクの強い奴らに比べ、
現時点ではまだ大人しい。
でも自己紹介では体力に自信あるのをウリにしている
研修医ばかりで男前病院らしく安心しました(笑)
是非知力、精神力にも自信が付くように
これから一緒に頑張っていきましょう。
今年度も宜しくお願いします♪
ちなみに2013年度は皆初めはブログ頑張ってくれましたが、
自然にペースダウンしていきました。
今年は皆アップしてくれるかな!?
Tがアップしなくてもいいくらい皆アップして下さいね。
何だかイケそうな気がする、と思ったら、
チーム呼び出しがあってなかなか
思い通りにいきませんな、のTです。
STAPやらみんなの党やら
何が真実で何が虚実なのか、
分からないこの頃。
少なくとも自分はプロフェッショナルとして、
誤った道に進まないように慎重にいかんといけませんな。
さて、2013年度最後。
3月31日は不定期来日のN井がまたやってきました。
今回もERでのトレーニングをお手伝いしてくれました。
外病院の研修医がER研修で来ているので、
そのシミュレーションテストの評価者もしてもらいました。
夕方は、マイナーエマージェンシーについてしてもらいました。
マイナーエマージェンシーは、急性冠症候群、脳卒中、急性腹症以外で
超重症でないけれども急いで対応しないといけない病態全体のことを言います。
結構、というか超範囲が広いです。
米国の救急医はどこまでやれるのか、を知りたいと
Tが事前にお願いしましたところ、
極々一部の内容ではありましたが、さすがN井。
アツい内容でやってくれました。
球後血種に対しての緊急外眼角切開や
妊婦外傷での胎児心拍数モニタリングをいつまでやるのか、等。
都市部と地方での救急対応の違いも勉強になりました。
日本と違って米国は広大なので、地方から都市部のセンターまで
かなりの時間と距離を要します。
その分救急医がやるべきことが多く、文化の違いが勉強になりました。
外を知り、内の良いところ悪いところを知る。
異文化を知るのはとても興味深いです。
視野を広く持つのは大事ですな。
笑っていいともも2013年度で終わってしまい、
時代の移ろいを感じるTです。
いつも結構忙しくなってしまい、
あまり投稿できませんが、
今日は何だかイケそうな気がするので、
2013年度分全部消化します。
3月28日に研修修了判定会議がありまして、
昨年度の予想外の結果とは違い、
今年度は安定して無難に皆様、2年間の初期研修を
終えて下さいました。
この日は、前回に引き続き、修了ついでに2年目の
心に残った症例発表会でした。
2年目なので、1年目の倍の期間、臨床に関わっております。
その分、心に残った症例や発表の内容も濃くなっております。
結局は、教科書に正解が載っていない、
命に対する壁や命の有難さ、
医師の責任の重さ、やり甲斐の大きさ、
言葉に言い表せない多くのことを
ひたすら経験して、2年間を終えてくれました。
これからそれぞれ自分たちが目指す道を
別々に歩んでいくことになりますが、
今回の発表を聞いて更に安心して、
巣立っていってもらえます。
皆、頑張って頂戴な♪
どんどん連発で2013年度の最後の溜まっていたイベントを
放出していきます。
気付けば桜が満開になっていただけでなく、
当直中に、消費税が上がっていたTです。
3月は医学生の春休みなので、
多くの学生に病院実習に参加してもらいました。
合計7回、計24人の学生が闘魂ERに参加してくれました。
しかも、何だかこの企画を気に入ってくれた学生が増えて、
リピーターの学生が結構来ておりました♪
Tの母校の徳田先生等が学生に一般外来をみてもらう企画の
闘魂外来のER版、闘魂ER。
敢えて、緊張感のあるERでWalk inおよび救急者搬入患者を
研修医と共にみてもらうこの企画。
もちろんER責任者のTが全面に安全面、責任面で配慮して
現場で問診・身体診察をしてカルテを研修医と一緒に書いてもらいました。
オリエンテーションで緊張感アップ!
いざ出陣!早速救急車の搬入依頼のコールが!
患者さんの許可を得て、研修医と医学生で一緒に診察!
研修医が皆熱心に医学生へのアドバイスをしてくれます。
その都度、研修医がどうしてそのように鑑別を挙げて、
その検査が必要と考えているのか、を確認。
当然、そんな考え方を教わっていない学生さんはタジタジ。
皆汗をかきながら楽しそうにやってくれてました。
医学生も研修医も真剣です。
最後に全体のフィードバック。
有難いことに皆最後には闘魂注入されて帰ってくれます。
大学での実習と全く環境の異なる中で、
多くのことを学んで帰ってくれました。
闘魂ERの企画を初めてまだ1年ですが、
結構、九州だけでなく多くの大学から学生さんが
参加してくれるようになりました。
引き続き診療の質を保ちながら、
医学生さんのモチベーションを上げられるように
色んな企画を考えていくので、
また是非参加して下さい♪
さて、既に2014年度になってしまい、桜が満開になってしまいました。
新入職員の方々が続々と男前病院にも入ってくる中で、
週間少年雑誌の如く、実際の季節と漫画の季節が乖離していっているので、
まとめてアップして追い付きたいTです。
もう既に3週間くらい経ちますかねぇ。
男前病院にもチョコチョコ登場して頂いている、
坂総合病院から外傷と集中治療の研修に来てくれた
佐々木先生、3月で男前病院の研修を終えました。
研修というと何か違和感がありますが。
やはり研修医教育のスキルと
研修医からの慕われっぷりは半端無かったわけで、
研修に来たというよりも、指導をしてもらった部分の方が多いような(笑)。
研修を終えるはずが、最後に研修医からの要望で、
論文の読み方等のレクチャーをしてくれちゃいました。
佐々木先生は、自分の研修だけでなく、
男前病院の研修医のこともかなり気にかけてくれて、
数ヶ月の期間でありながら、
男前病院のベストティーチャーの候補にもなっておりましたし、
ERシステムや災害医療の坂との比較で色々と
こちらもアドバイスを頂きました。
Tはかなり外科寄りの手術大好きな面から救急に関わってきましたが、
N井や佐々木先生の救急に対する姿勢がとても好きで、
TがERを盛り上げたいと思うきっかけを作った人達でもあります。
最近Tの波長の合う人たちは、段々外科のアートを極めに行っている職人よりも、
研修医を含め、多くの人たちに色々なことを教えて好かれる教育者が多くなってきました。
年数を経て見えていく世界がどんどんめまぐるしく変わっていきます。
こういう繋がりを今後も増やしていきたいですね。
どうも有難うございます。
今後とも男前病院の研修医とも仲良くしていって下さいね♪