女性医師も奮闘中!!!

2012年11月アーカイブ

MURASAKI RIVER

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あっという間に冷え込んで冬になってしまいました。

冬の曇り空を見てまたおセンチな気分...

どうも、Tです。

ここ最近イベントが多過ぎて、なかなかupload出来ておらず、

少しずつ小出しにしていきます。

 

まずは、救急医学会 in 京都から帰って2日後の11月17日。

九州大学病院敷地内で第6回福岡メディカルラリーがありました。

今回で、北九州市消防局K保さんと一緒に出るのが、4回目。

そろそろ自分の中ではけじめをつけて、潮時かな~

そろそろスタッフ側に参加しないと、顔見知りの人に怒られそうだな~

と色々なことを考えながら参加。

男前病院からは2年目研修医N沼。

小倉K念病院からF崎看護師、S田看護師。

北九州市消防局からK保救命士、O石救命士。

北九州市混成チームです。そして全員男のムサムサ。

チーム名は「MURASAKI RIVER」

小倉北区の真ん中を走る紫川にちなんでです、はい。

今回は九州中心に18チームが全国から参加。

 

ア〇デス。のテレビ関係も来ていて、結構本格的。

色々なチームにインタビューしていたけど、僕らは素通り...。

 

メディカルラリーとは、病院前の様々なシナリオに対して、

如何に迅速に正確に、それぞれの職種の領域を生かして

救護・診療できるかを競う大会です。

今回は5シナリオ+おまけステージ2つの内容でした。

とにもかくにも九州大学病院、とても広い...。

シナリオの概要は...

①旅館内で、3人家族+旅館の女将が次々と急変していく。

意識障害・不整脈、アナフィラキシー、過換気等々

 

②家族の人たちが次々とCPAに...

最初は大人1人Vf、その後に大人1人と乳幼児2人

適切なBLS、ACLSがキーポイントでした。

 

③瓦礫の下の医療

4人家族が挟まれ、適切な救出、診療を

 

④駅構内での多数傷病者発生事故

迅速なトリアージ、ゾーニング、緑患者の適切な対応

 

⑤部活動の帰りのバス衝突事故

運転手、後部座席の学生、バスにぶつかった通行人の対応

周囲の安全の確保

 

スペシャルステージはネ〇リーグ的なコーナーもあって

とても面白かったです(笑)

 

長々と記載しておりますが、今回の結果は...

 

何と、

 

 

優勝!!!

 

 

 

 

応援して下さった皆様、支えてくれた皆様、

日ごろお世話になっている皆様のおかげです。

やっぱり優勝は嬉しいですな。

 

 

北九州の地域力を見せつけることが出来、

とても充実した一日となりました!

 

 

 

 

京都はかなり寒かった

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救急医学会3日目。

充実した時間はあっという間に過ぎてしまいます。

午前中は、僕がいつもの発表をしました。

「CPA外傷チームは蘇生教育に有用である」

ちょいちょい内容を変えて、地道にアピールしています。

間違いなく地方都市では外傷診療は迅速性・質共に

トップレベルにあると自負しております。

会場の反応も上々でした。

午後は男前病院外科のTスク先生。

当院の5年間の腹部刺創の検討について。

同世代で頑張る人が近くにいると楽しいっすね。

 

色々な新しい知識を取り入れ、

また新たなことにこれからも挑戦していこうと思いながら、

3日間を終えることができました。

全国での顔見知りの人が確実に増えており、

地道な活動の成果があっていると思います。

これからも頑張りまっす!

 

 

5つ目の輪

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救急医学会2日目。

当院でも現在使用しているニロモニターについての

座談会に参加しました。

顔触れが大分凄い感じでした。

僕とH中親分、

兵庫医科大学救急前教授M川先生、

帝京大学救急の教授他1人、

聖マリアンナ医科大学救急の教授他2人、

駿河日大循環器教授N尾先生と

層々たる面子でありました。

ガイドライン2010になってから

心肺蘇生で重要になったChain of Survivalの5つ目の輪である

神経蘇生について、今回の学会でもアツい話題でありましたが、

①その手段としてのPCPS、脳低温療法の積極的な研究、

②心肺蘇生中の脳障害の程度の確認のための脳組織内酸素濃度測定

が今後どんどん明確なデータが蓄積されていくであろうと言われています。

 

その座談会では、

Tが当院での使用の現状及び

聖マリアンナ医科大学のK山先生(実は、僕の大学の2コ上の先輩)

の2人が発表しました。

普通に学会発表するより緊張したっす。

 

流石、日本を代表する方々。

とても科学的で建設的な内容の会話が飛び交っており、

非常に刺激的でありました!!

こんな座談会に参加できたのもH中親分を始め

多くの方々のご支援があってです。感謝感謝。

 

今後も年に2回のペースで研究会の形で継続して

各施設の現状について発表しながらディスカッションしていく予定とのこと。

 

疲れながらも、とてもモチベーションの上がる

時間を過ごすことが出来、男前病院から

参加していた皆で夕食を共にしました。

 

これもまた学会に参加する醍醐味ですな♪

 

 

 

京都は紅葉がキレイだな

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 思いの外、患者さんや医療関連業者の方も

ちょこちょこ男前病院のブログを見てくれているようで

やや恥ずかしいTです。

ちなみにTの両親も見ているようです。

特にオフレコ的なためらわれる内容は

書いている気はないので引き続き、変わらない攻めの姿勢で投稿していきます。

 

先週の話になるのですが、

11月13日~15日まで京都で日本救急医学会総会・学術集会がありました。

 

結構濃い内容の3日間になりましたので

せっかくなので、

各日ごとに投稿させて頂こうかと思います。

 

まずは初日。

午前中に男前病院院長が

当院のDNARの現状について発表しました。

色んな学会で取り沙汰されている

高齢者医療の問題は、救急終末期医療でも色々物議を醸しております。

今回も結構アツいトピックのうちの一つでした。

 

「どんな状態でもいいから少しでも長く生きて欲しい」

というご家族の意見を多く聞きます。

ですが、救急医療で最前線で救命に関わっている僕らは、

高齢者、寝たきり、意思疎通不可、四肢拘縮、全介助、誤嚥を繰り返す...。

というキーワードが全て揃うと、急変した時の

どうしても僕らは心肺蘇生にとても抵抗を感じます。

その人たちは、生命としての体力、予備力が無い状態で、

本人と僕らの意思を伝えあえない状況で、

僕らは年間100件以上の心肺停止患者を対応していきます。

当院だけでなく、全国的に年々そのような方の件数が増えてきています。

 

「自分なら同じような状態になった時に、同じ蘇生行為を望みますか?」

と医療者から問うと、悩まれるご家族が結構います。

自分達ならして欲しくないことを、その人にすることに強く抵抗を感じてしまいます。

自分のことは棚に置いて、家族の気持ちを最優先するのはエゴでは?

 

どうしても『最大限の努力を尽くす』ことが現代医療であるなら、

出来る限り『本人』が苦しまないように判断してあげることも立派な医療だと思います。

 

『蘇生行為を行わない』という選択肢を提示してあげられるのも、

僕は命に向き合う医師として適切な判断だと思います。

 

と、今回も本当に色々な先生・施設の価値観を感じることができ、

とても有意義な時間となりました。

 

そして、同期のM本が静岡で小児救急を頑張っていて、

午後に発表していました。

さすが静岡こども病院。診療のレベルがかなり高いっす。

相変わらずアツい奴だったので安心しました。

 

初日からとても実のある内容となりました!

前回と同様に連発投稿します~

 

 

 

ガイドラインとは

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どぅおも、Tです。

石川遼が2年ぶりにツアー優勝しましたね。

あの涙...。あの若さでのプレッシャーは半端ないでしょうね。

マジかっこいいっす。俺も頑張るっす。

トップを目指すことはできても、

トップを維持することはほんっっっっっとうに

体力的に精神力的に大変だと思います。特に若いとなおさら。

浅田真央、北島康介も大変だったでしょうねぇ。

 

と、冒頭が長くなりすんません。

11月9日は、北部福岡NST研究会がありまして、

男前病院が当番世話人となりました。

講演には北部福岡NST研究会史10年間で

史上最多の340人弱の方が参加されました。

北部福岡地域のNSTに対するモチベーションの高さが窺えます。

 

前半は一般演題3題の発表。

1題は当院からの発表で、

胃ろうをかなり右側に造っちゃって診療に苦慮している症例。

座長は、当院NST看護師のI崎さんに頑張ってもらいました。

後半は僕が座長で、

武庫川女子大学から雨海照祥教授をお招きして

「高齢者栄養とサルコペニア」について特別講演をしていただきました。

出身大学が一緒の大先輩であります。

結構自由な発表スタイルで、

高齢者栄養、サルコペニアにとどまらず、

半固形栄養やEBM、ガイドラインについて広範囲の内容で

とても充実しておりました。

高齢者栄養はもちろんなのですが、

EBM・ガイドラインについてとても興味深かったです。

 

ここ最近は良くも悪くもガイドラインが蔓延しています。

ガイドラインを逸脱した診療を行うと、

裁判にまでもガイドラインを出される始末。

僕が色んな所で講義をする時は、いつも

「Evidence vs Experience」というテーマを掲げるのですが、

Evidenceを知らないといけないけれども、

Evidenceしか知らなければ、豚に真珠である。

患者自身からの情報やExperienceを軽視すると痛い目に合う、ってことです。

雨海先生も、

「ガイドラインは目の前の患者の結果には勝てない。」

「ガイドラインは3~4年おきに変えないと古くなってしまう。」

「いくつかのガイドラインは改訂された時に前回の25%の内容が削除された」

等々、ガイドラインを肯定しつつも過信しないことが大事だということを

強調されておりました。

 

講演後は雨海先生と飲みに行き、かなり盛り上がりました。

色々な先生との出会いを大事にしながらこれからも

男前病院を全国発信していきたいと思います!!

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