女性医師も奮闘中!!!

2011年3月アーカイブ

居残り組

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どうも連日でTです。
いよいよ今日で平成22年度も終わりであります。
色々あったような無いような。

男前病院CPA・外傷チームからも
杉田が1年間北海道に研修へ。
森永崇、山本昇が卒業して別の病院へ。
そして僕、sinnは変わらず居残り組。

気付けば明日より6年目に突入。
あっという間ですな…。

4月からは
より外科、救急、外傷、災害の分野で励んでいきます。
より後輩育成にも力を入れます。
より男臭くしていきます♪
そしてブログ名の(仮)をそろそろ消します(笑)

明日からは7人の新1年目研修医が入職。
入れ替わりは常に新鮮な空気を職場に
吹き込んでくれるのでいいことです。

来年度も男前病院を応援宜しくお願いしまっす!

自己完結

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ようやくネタが30に達しましたTです。
現在当院のN井が1週間というやや長い滞在で
被災地で奮闘中です。
坂総合病院も少しづつ日常診療を取り入れ始めている様です。
また帰ったら報告を楽しみにしております。

被災地活動で思ったことを
さらっとだけ。

P3180095.JPG

皆さん、写真にあるように
僕が行った時も坂総合病院に物凄く
支援者が多く来ておりました。
その様子からすると非常に有難いように見えます。
確かに有難い面は多くあります。
しかし、僕が行って特に気になったことを
今回1つ挙げたいと思います。

○ 現地スタッフも被災者である

何だよ、当たり前じゃんと思うかもしれません。
ただ、どれだけ当たり前と思っているかが
重要なのです。
災害に対してあまり知識の無いままに
支援に行くと逆に迷惑になることも十分に有り得るのです。

例に食事のことについて言いますと、
支援者は自分たちで食事を持っていかないといけません。
現地の食物を摂取していたら、迷惑と思わないといけないのですが、
どうも普段の医療支援と誤解している人たちが
少なくありませんでした。
おかげで現地の人たちが食べる量が減っているという
本末転倒の状況になっていることを
どれくらいの人が気付いていたのかな、と思います。

現地スタッフをなるべく休ませる意味も
支援者にはある訳です。
普段の現地スタッフありきの支援とはその面で
大きく異なります。
災害支援の基本姿勢として
全てのことを自己完結できるように!
支援に行く人たちは最低限その事を
知った上で活動しなければいけません。
極端に言えば登山に行くつもりでの準備が必要です。
山では誰も頼れないわけだから。

阪神淡路大震災の時も支援者が来て逆に迷惑になった
という話が多くありました。
以前よりは少ないのかもしれませんが
相変らずの部分は否定できませんでした。

現地スタッフは
支援に来てもらっているから、と思い、
遠慮して支援者を優遇します。
だから食事も支援者が先に食べていたりします。
おかしな話です。
仕事もあまり多くの負担は強いていない場合もあります。
重要な仕事はどうしても現地の人がずっとしていたりします。
家が無くなり帰れない人もいます。

そのため、折角あれだけの大人数の人が支援に行っても
結局現地スタッフの疲れが取れていなかったりします。
効率が悪いということになります。

現地スタッフは今後も長期間奮闘しなければいけません。
支援者は長期間同一の人が現地にいることはなかなか出来ません。
短期集中なわけです。
だからこそ短期集中でいかに現地スタッフの負担を軽減できるか、
を支援に行く以前から考えなければいけません。
取りあえず行けば何かすることがあるだろう、では
逆にありがた迷惑もいいところなのです。

他にも挙げたらキリがないくらいに
多くの物が見えました。
もちろん良かったことも含めてです。

今後の災害時対応について
自分の病院だけでなく
色々と全国発信していかないといけないと感じました。

より災害医療への意欲が強くなった4日間でした。

book17

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この3日間なかなかハードでした。朝普通の目覚めで支度をし、病院へ。日中の勤務も終えそのまま予定通り当直に。年度末は異動などで医師体制厳しく当直中も寝れない勤務。翌日勤務を終えようやく帰られるかと思いきや、緊急手術3連続で気づけば夜中4時・・。そして昼出勤し、そのまま当直体制の急変でまた当直。
しかし東北ではもっとハードな生活を強いられている人たちがいる!ってことで奮起した3日間でした。土曜からはN先生が支援に旅立ちます。僕らのできることはN先生がいない間、その穴をどうにか埋めること。病院の事は心配せず、東北で頑張ってきてほしいですね☆

さて、1か月近く本紹介が滞ってました。なぜか・・。この本を手にしたからなんです。
 『錨を上げよ 上・下』百田尚樹 著
以前紹介した『永遠の0』でデビューした作家の最新作です。『永遠の0』は100万冊突破しかねない勢いで売れており、僕も紹介させてもらったので嬉しいですね。
今回の作品は主人公の又三が一人称で語り口調で進められています。原稿用紙2400枚分の作品らしいのですが、終始一人称で書きあげた気合いがすごい!読みつつ飽きるかなと思いきや、気づいたら又三になった気分で小説の世界に入り込んでいました。内容は激情型の又三の生い立ちと成長、そして恋愛の変化を書いています。こんな思い切った生き方してみたい!と感じさせます。1960年代に生まれた又三の人生に重ねて、ちょこちょこ各年代の時代背景や流行物も登場するのが懐かしく感じる方もいるでしょう。

最後はさすがに著者も疲れたのか、尻すぼみしてしまいましたが一読の価値はあるかな。
でもデビュー作の方がやっぱり良かったなぁ。 続

無事帰還!

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どうもTです。
無事に帰って参りました!!
いやはや物凄く内容の濃い4日間でした。
百聞は一見に如かず。
色々な事を感じながら、本日午前2時に帰宅。
詳細はまた後日として
まずは帰還の報告でした。
取りあえず疲れたので休息をzZZ

ところで、
今年は入職予定医学生が全員国試合格!!
何とも喜ばしいことです。
入ってきたらびしばし鍛えてあげるから
覚悟して下さい(笑)

祝!合格

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今年も医師国家試験合格発表がありました。
臨床研修制度が始まってこの7年間、当院にマッチした6年生は必ず誰か落ちてしまうという伝統があったのですが、なんと今年の6年生は全員が合格しました!!なんとも素晴らしい☆
たすき掛けで当院に1年間研修に来る研修医も含めると9人が初期研修医として当院のメンバーに加わるわけで、非常に賑やかになりそうです。

最近は遠方からの医学生の病院見学も増え、救急病院として全国から注目が集まる大手町・・。地震での支援や年度末の異動などで厳しい状況が続いていますが、また賑やかな春が訪れることを心待ちにして頑張りたいと思います。

このブログを見てくれる医学生のみなさん、また春から賑やかな雰囲気で活発に働く研修医の姿を見学しに、是非足を運んでくださいね☆

災害を通じて

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災害派遣チームがついに旅立ちました。無事任務を終え小倉に帰還するのを祈るのみです。
T先生が書いたように自分自身の安全あっての災害医療です。同じ民医連の宮城県坂総合病院の仲間は地震直後から不眠不休でトリアージや救急医療が続いたと言っていました。現地の被災者の方はもちろんですが、医療スタッフも無事この困難を乗り越えられることを願います。
一方で当院も厳しい体制が続きますが、日本全体が困難な状況下にあります。ここは踏ん張って、頑張って良い医療を提供しましょう。

さて、この災害を通じて日本人のマナーの良さに海外から賞賛の声が挙がっていますね。「なぜこの状況下で盗難など起きないのか」「スーパーにきちんと並んでいるのはすごい」など良い意味で非常に不思議がられているようです。実は少しずつ車上荒らしなど犯罪も出てきているようですが・・。しかし今までニュースで見てきた海外の災害下の町の状況と異なるのは確かです。
理由はなんでしょう?日本人の勤勉・真面目さか?武士道か?礼や禅といった文化か?恥の思考か?答えは簡単には出そうにありません。しかし、日本人の基底に流れているその精神論や文化に注目が集まっています。そんな日本人に生まれて良かったと考えつつ、そんな美しい日本の危機が早く復興することを願ってやみません。

被災者の方々には心よりお悔やみ申し上げます。

P.S.どこかの都知事さんは「この災害は日本に対する天罰だ」と発言してました。まぁ「被災者の方には申し訳ないが」と付けた上でですが。仮に理論的に正しい見方であったとしても、災害直後にこのような発言をなさるのはいかがなものかと・・。

いざ東北へ

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二転三転ありましたが、当院からの第一陣として
今日より20日まで東北の医療支援へ行くことになりました。

災害医療は外傷医療や救急医療とは全く異なります。
今までもそれなりに自分なりに学んできてはいますが、
やはり現実を見たら、それだけでは分からないことを
いっぱい経験することになります。

僕という存在はとても小さいけれど
少しでも何か出来ることがあれば、
もちろん「医者」として「人」として。

とはいうものの、
まずは何よりも自分の安全が第一です。
災害医療の基本は
Save Yourself, (まずは自分自身を守って)
Save Your Partner, (自分の仲間を守って)
Then Save the Victim (そして被災者、被災現場を守る)
です。
危険と判断した場合は、撤退しなければいけません。
自分たちが被災してその数を増やしてしまえば
元も子も無いです。

自分の身に何も降りかからないように
安全に冷静に現場に行ってまいります。

M9.0

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どうもTです。
凄いですね、東日本。
両親が仙台、祖母がいわき在住なので、
初日はなかなか連絡が取れず、
心配しておりましたが、
何とか昨日連絡が取れてホッとしました。

自分も普段災害コース等に関っているので、
本日現場に派遣される予定でありましたが、
諸事情でまだ自分は待機中であります。
現在当院からは物資支援のみの状況です。
いかんせん九州な分、県の要請も無い状況では
冷静に周りを見て判断せざるを得ません。

気持ちははやるが、勝手な行動は災害ではご法度。
今は我慢の時期。

母親に派遣に行くかもしれないことを伝えると、
猛反対…。まるで戦争に行くかの如く
現場にいる親は子には来て欲しく無い気持ちの方が強そうです。

DMAT等は主に急性期に活躍をするように
訓練されている集団。
人為災害の場合はそれでも良いかもしれないが、
今回のような超広範囲自然災害では、
急性期だけでなく亜急性期の管理も同様に非常に重要です。

今すぐでなくても僕らが出来ることは必ずある。
遠い九州の地ではありますが、
何か出来ることを見つけ、
少しでも力になれるようにしたいと思います。

被災地域の皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、
亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

腐れ縁

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どうもTです。
最近医学生さんが春休みで
救急を見に来てくれております。
昨年までに比べると
実習生が増えており嬉しい限りです。
カッコ良くなりたいヤツ!!
是非一緒に働きましょう!

ということで、
先週末5日6日に茨城に行ってまいりました。
自分、筑波大学出身なんで、
JATEC(外傷初期診療コース)インストラクターとして
霞ヶ浦の畔の開催場所まで行ってまいりました。
知り合いも昨年ほどではありませんが、
結構いたので懐かしい感じになりました。

ところで中学から大学までずっと一緒の同級生が
自分にはたった一人いまして、
そいつとは付かず離れずの「腐れ縁」でした。
中学高校の頃は、
彼はテニス部、生徒会長、応援団長ととても優秀。
逆に自分は軽音、若干授業オサボリとやや不真面目。
高校3年生で同じクラスで
同じ学部を目指して少し距離が縮まり、
彼は推薦入学し、僕はその参考書をおこぼれで
頂き、ラスト3ヶ月で猛勉強し何とか入学。
彼から参考書を貰わなければ
筑波大学には受かってなかったと思います。
光と影な感じです。

大学入学で最初の数ヶ月は結構一緒にいたけども、
自分はラグビー、彼はアイスホッケー。
遊ぶグループも結局別々で
大学でも付かず離れず。

卒業してようやく別々になり、
彼は水戸、自分は北九州。
今後あまり関わることは無いかな、と思いきや。
今回のJATECで彼も同じグループで
インストやることになりました。
結局お互い救急外科(笑)
近すぎず遠すぎず。
何だか不思議な感じの腐れ縁。

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福岡県DMAT研修

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どうもTです。
気付いたらsinnが50以上のネタをブログに排出中で驚いています。
そしていつそんなに本を読破しているのか意味が分かりません。
さすがっす。

今週の日曜日2月27日に博多で福岡DMAT研修がありました。
DMATは災害医療派遣チームの略語なんですが、
阪神淡路大震災の教訓を生かし、災害時の専門集団として
結成された集団のことを指します。

当院はまだ福岡県DMAT研修には正式には
行けていないのですが、
今回はその前段階の研修みたいな感じでした。

前半は基礎的な内容が多く、
大概の事は知っておりましたが、
机上シミュレーション実技は
なかなか面白く、今後の現場に役立てそうな気がしました。

DMATが前面に取り沙汰されており、
現場活動は以前よりも遥かにシステム化されている
印象がありますが、
院内災害対策等は意外に全国的にまだまだ
スキがあるように思います。
災害マニュアルが作成されている病院は多いですが、
訓練も曖昧な項目が多いまま
イベント的にやっているということも否定できません。
当院もどうしてもその風習が傾向としてあるかもしれません。

今度は6月11日に災害訓練を当院で行いますので、
その際は、なるべく隙を減らせるように
頑張りたいと思います。

ついでに宣伝ですが、
5月7日に第3回トリアージ学習会 in KOKURAを
開催することになりました。
災害医療に興味のある方は、
トリアージタグの使い方、書き方等を
実際に模擬患者をつかってやるので
机上と比較して非常に勉強になります。
詳細はコチラ↓
http://www.kenwakai.gr.jp/ootemachi/information/triage03.html

是非ご参加下さい♪
近場の医学生さんも興味があれば是非!

book16

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どうもsinnこと吉村です。前回紹介した運命の人は無事読み切りました。題名の意味も理解できましたが若干尻すぼみな印象でした。作者がご高齢ですので仕方ないのでしょうか・・。

さて、最近医学生さんの見学が増えてきましたね。このまま3~4月の九山前後に向けてもっと見学に来てくれると良いですが。
就職活動の一環としての病院見学は非常に重要です。病院の雰囲気や研修医の話を直接聞けることは病院選択の重要な決め手に関わります。
大手町病院の雰囲気は活気に満ちあふれています!みなさん、是非見学に来てください。

さてさて、今回の1冊は『二十歳の火影』宮本輝 著 の中の『途中下車』です。
僕はこの本にどこで出会ったかというと、高校3年生だったでしょうか、センター試験対策の国語の教科書の問題文がこの本の1話だったんですね。当時問題を解くことを忘れ、問題文に読み入り、そのせいで超主観的にとらえてしまい点数が悪かったのを覚えています。国語は客観性が大事でしょうから。その後、その話が気に入り本を買いに行ったんですが、なんとエッセイでした。あまりエッセイ読まないので。ただ、非常に儚く甘酸っぱい思春期の恋愛内容でとても大好きな話です。

1970年代、作者が大学受験のために友人と上京します。電車の中で、それは美しい女子高生と意気投合し、いつか受験の打ち上げをみんなでしようと約束を交わすのです。そしてそのまま上の空の気分に酔い、もともと合格可能性の低い受験を投げ出し、彼女の地元と聞いていた熱海で途中下車したのです。しかしピュアな2人はそのまま何もすることなく・・。

時は流れ、半年後連絡をとります。2人のうちじゃんけんで負けた作者が受話器を握りました。
「・・・ところであなたは2人のうちどっち?」
冗談のつもりで友人の名前を告げました。
「逢うのなら、あなたと2人だけで逢いたいな」

“私はだまりこくったまま、じっと電話をにぎりしめていた。そしてそのまま電話を切った。
18才の私は打ちひしがれて、ほかにどうしていいのかわからなかったのである。”抜粋

本当に切ない恋話ですね。じつは宮本輝さんは、この恋敵の友人が交通事故で亡くなって10年たつということでようやく文章にできたみたいです。

ぼくはこの1話がとても好きです。
以来、宮本輝さんの本はたくさん読みましたが、毎年新聞に掲載されるセンター試験の国語の出題文章もチェックするようになりました(笑)

うちに来る医学生が途中下車することなく受験に来てくれるといいのですが。

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