女性医師も奮闘中!!!

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駅のプラットホームから改札口へ。そこを抜けると、一昔前には温泉地として賑わいを見せていたであろう商業ビルとアーケード街が広がる。冬の週末ということもあってか、今でも観光客で賑わいを見せていたが、その町の外観は昭和という時代を所々に映し出していた・・。

ということで、金曜日に当直をし、そのまま土曜日から熱海に行ってまいりました。もちろん遊びじゃなくて出張で。初めての熱海でしたが、とりあえず遠い。でも温泉にも入れて会議も白熱しました。日曜にN井先生が「ニューヨークから今帰ってきてん」と関西弁で話していたのに対抗して「おれもATAMIから今帰ってきてん」と対抗できなかったのが悔しいですが・・。

さて、本日紹介するのは「弔辞〜劇的な人生に鮮やかな言葉〜」文芸春秋2011,1月号です。
そう、本ではないっす。文芸春秋1月号で特集された企画ですね。様々な有名人の葬式で、友人、先輩、後輩、最愛の人から送られた最期の言葉を集めて紹介しています。45人分も。有名な人では、
・横山ノックへ上岡龍太郎
・赤塚不二夫へタモリ
・荒井注へいかりや長介
・三沢光晴へ徳光和夫
・本田美奈子へ岸谷五郎
・オグリキャップへ小栗孝一
・川村カオリへ水谷豊
・高橋和枝(カツオの声優)へ永井一郎(波平の声優)
などなど。この中で僕がじ〜んと感じたのはいかりや長介や永井一郎でした。

弔辞では読む人と、その故人との最期のお別れの時間が流れます。そこで一つの節目を刻むのです。人間の死はどういうことか。医学的には心拍が停止して瞳孔が開いて・・ってことですが、皆が皆そうではありません。失踪した人、戦争に行って帰ってこなかった人、遭難した人などそういう医学的定義を満たさずとも死を認めなければいけない状況もあります。そんなとき何が死を定義づけるのか。僕は各人が故人との関係性を一旦切ることにあるのではないかと考えます。

よく臨床の現場でも急に家族や知人が亡くなって、突然の事に周囲の人は動揺し、涙し、名を叫び、崩れ落ちる場面に遭遇します。家族に話しかけるのは非常に重いことですが、医療スタッフとしていかに厳かな中、家族や知人に故人の“医学的”な死を認めてもらい、「生きる人」同士の関係を切ってもらうか。その時間が救急の現場でも大切なのではないかなぁと思います。そうして故人の死が最終的に成り立つのではないかと考えるのです。

さぁ、興味持った人は本屋で文芸春秋を手に!続

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このページは、レジデントが2011年1月24日 08:22に書いたブログ記事です。

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