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2008年5月アーカイブ

続・ACLS

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夜の昭和の空気は透き通っていた。都会で生活し始めてちょうど1年。まるで自分の鼻の中が浄化されるような思いで道を歩いた。22時を過ぎて昭和の町は寝静まっていた。その町には対向2斜線の道路が2本平行して走っている。そしてお互いをつなぐ細い道が数箇所。駅側の道はどうも国道らしい。一方ホテル側の道路は旧国道というところであろうか。道の脇には民家や商店が立ち並ぶ。美容院には決まって80年代のブルジョアな外国人のポスター。花屋は外の商品をそのままにしたままシャッターを閉めている。盗難に対する危機感がまるでない。リスク管理ゼロである。しかしそれが現実として存在するこの町にタイムスリップしたことに微笑した。そんな懐かしさも長続きはしない。そう、空腹なのだ。いったいこのどこに僕のお腹を満たす店があるのか・・どうせならホテルのフロントで聞いてくれば良かった、と後悔しつつ門限23時というプレッシャーに耐えながらその一本道をひたすら歩いた。

続・ACLS

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ほっとした。本当にこの町であっているのか・・募った不安が一瞬にして昭和の空に散っていった。
「まったく、心配かけやがって・・」そう強がりながらホテルに一歩足を踏み込んだ。そのホテルはこれ以上なくシンプルであった。そう、1文字で表現するなら、“素”。もちろんフロントにも無駄はなく必要最低限のものしか置いていない。そしてフロントの中には何故か一匹の犬・・フロントマンか??そんなアニメな世界も想像しつつ、その犬を下げるようにでてきた老夫婦の声で目の焦点は60歳を迎えたであろうそのフロントマンに引き戻された。こんなときは決まって老夫婦・・他のバージョンはこの世に存在しないのかと、何故か嬉くも諦めに近い感情で部屋の鍵を頂いた。
部屋は綺麗にしてある。シングルにしては広いほうだろう。いつもの癖でまずバスルームを覗き風呂桶にお湯をためた。安心しきったのか緊張感がほぐれるのと同時に空腹感を感じた。時間は22時を回っている。おそらく空腹感は何度も自分を襲ったはずなのにそれまで全く感じていなかった。さて何を食べるのか・・いや、この町で何が食べられるのか。空腹感を抑えつつ、また再び昭和の夜空の下を歩くことにした。

内科学会地方会in宮崎

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5月9日〜10日、雨の宮崎へ、学会に行ってきました。メンバーは発表者としてすぎた☆けん、Kあや先生、私と、引率はMさい先生です。
私とKあや先生は一足先に空路宮崎へ。交通が不便なことが予想されたので新型デミオをレンタルしてとりあえずお昼ごはんを食べるためナビの指示に従いイオンモールへ。

イオンモールでお茶した後はお約束の宮崎県庁へ(写真上)。宮崎県庁は古い建物で、趣ありました。正面には記念撮影用の知事等身大パネルが置いてあります。その後「日高」でおみやげ購入し夕食は宮崎郷土料理のお店「杉の子」にて。宮崎牛美味でしたよ。

夜は、福岡から最終便で到着するけんとMさい先生をお迎えに行きました。雨はざんざんぶり。4人そろったところで「甘いもの食べたい」というMさい先生のリクエストに答えるべくレストランを探しますが…ない。しかたなくマックで一息ついた後ホテルへ。ホテルはとある場末のビジネスホテルでした。今後宮崎へ出張に行く人は、ここには泊まらないよう注意しましょう。古い、狭い、不便と三拍子そろっています。

翌朝はおめかしして宮崎大学医学部へgo。…いなか…今yossyがACLS受講に向かう旅路の様子を連載中ですが、負けじとも劣らない僻地ぶりです。宮崎大学出身のみなさんごめんなさい。でも本当だから仕方がない。

学会の様子はkenwa general参照。3人ともいぢめられることなく、上手に発表できました。なんとものんびりした学会でした。発表時間5分、質疑応答2分、と一応決められているのですがタイムキーパーさんはいません。「ちーん」ってなるやつがない。つまりしゃべり放題。したがって時間押しまくり。でも誰も気にならん様子で、緊張感に欠けたまま午前の部は終了しました。

3人とも午前でお役ごめんだったので、打ち上げのためシーガイアへランチに行きました(写真下)。設備は立派だが閑散としているレストランでランチブッフェを堪能しました。おいしかった。いいところなのにでかい施設もてあましててもったいないですね。次回宮崎出張はホテル代超過分自腹切ってでもシェラトンに泊まりましょう。

宮崎駅でしこたまお土産購入後けんを残して宮崎空港へ。けんは宮崎にもう1泊しましたが何してたんだか…。爆睡する3人を乗せた飛行機は福岡空港へと離陸したのでした。

これを読んだみなさん、「なんだ、学会に行くと称して遊んでるだけじゃないか」と非難しないでね。準備たいへんだったんだから。学会に行くとよいことは、少なくとも自分の発表内容に関してはいやがおうでも勉強するので知識が身に付くということ(これが最大のmeritよ!もちろん)と、あとちょっと旅行気分を味わえることかな。次回沖縄へ発表に行くみなさん、がんばって〜。
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続・ACLS

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昭和号は再び走り出した。到着まで1時間半の旅。その間、出入りする乗客はほとんどが地元の中学生や高校生。現代の学歴社会とはまるでかけ離れた坊主頭が何故か胸を躍らせた。唯一、携帯電話を手に持つところが現実であることを実感させる。
到着した・・。第一印象は『暗』と『無』。改札は無人、タクシーなどいるはずもない。一瞬自分がなぜこの町に足を運んだのか思い出せずにいた。そう、救急医療の標準化を目指したACLSを受講するため。しかし目の前にはそんな最先端とは解離した町並み。昭和か・・。
ホテルは町唯一のビジネスホテルを予約していた。さてどう行こうか。タクシーもない。とにかく日が暮れると都会人は襲撃されるかもしれないと考え先を急いだ。目の前には町を流れる川に架かる橋。夏にはこの川で地元の子供たちが遊んでいるのであろう。そんなことを考えながらまだ肌寒い下流からの風に煽られ橋を渡った。
ホテルだ。端から見下ろせるほどの小さな町の真ん中にその建物はちょっと恥かしそうにたたずんでいた。

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