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バイタルサインからの臨床診断

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お久しぶりです。"1年目"研修医のH師です。お待たせしました(笑)


入職して半年間、当院の研修プログラムの特徴の一つである通年のER研修のおかげで、たくさんの

救急症例を経験させていただき充実した日々を過ごしています。



研修を重ねるにつれ1年目権力というものの上手な使い方を覚え、自分が経験の浅い症例や手技

の機会があれば、


「診たいです、やりたいです!」


の一言で上級医付き添いのもと最優先で対応させてもらっています!



初期研修医には2年間の研修で経験が求められる疾患・病態の一覧があるのですが、半年の時点で

必須疾患は80%、全体で56.81%も経験させてもらっていました。

こうして数字になると俄然やる気が出てきますね!



最近では院内のCPA&TRAUMA TEAMにも同期とともに加入させていただき、CPAや重症外傷の

現場でも先輩医師に囲まれながら前線で1年目研修医がわらわらと診療する姿が日常となってきつつ

あります!



そんな日々を過ごしている中、同じ福岡県民医連の千鳥橋病院・米の山病院と3病院合同で研修医

セミナーとして症例カンファレンスを行うという話があり、当院から内科的救急症例を掲示してほしいとの

依頼があったため、自分が担当させていただくことになりました。カンファレンスでは、今まで自分が経験

した中で特に共有したいと思った症例のプレゼンテーションをさせていただきました。


10/18(土)福岡県民医連・研修医セミナー @八百治博多ホテル
招待講師:入江 聰五郎 先生
医療法人松藤会 入江病院 副院長(総合診療科)

 福岡県民医連研修医セミナー①.JPG












入江先生は浦添総合病院で救急総合診療部や総合診療科研修教育担当専任医長などを歴任され、

救急・教育の分野で活躍されてきた方です。



打ち合わせは全くせず、先生は僕が何の症例のプレゼンをするのも全く知らない状態でのぶっつけ

本番のカンファレンスでしたが、僕のプレゼンの合間ごとに問題提示をしてくださり3病院合同の班で

討論の時間を設けたりミニレクチャーをしてくださったりして、絶妙な進行とユーモアあふれる語り口調

で2時間半があっという間に過ぎました。
福岡県民医連研修医セミナー③.JPG











福岡県民医連研修医セミナー④ー⑦.jpg











この班はなんかお茶会みたいですね笑

福岡県民医連研修医セミナー⑧.JPG











ミニレクチャーでは入江先生がホワイトボードを用いて病態の捉え方を非常にわかりやすく完結に、

初期研修医の観点から解説していただきました。

その中でも特に印象的だったのは、バイタルサインに関する講義でした。

福岡県民医連研修医セミナー⑨.JPG












僕が用意した症例は、僕の中では身体診察の際RUSH(Rapid Ultrasound in Shock:詳細は割愛

します)によって内因性ショックにいち早く気づいた症例のつもりでしたが、入江先生は主訴と年齢・

性別・現病歴が書かれたスライドの次にバイタルが出てきた瞬間、


(うわ~、これは入院だ。施設によっては緊急転院搬送だね...)


と隣で呟いており、身体診察の前に緊急度と大まかな病態を捉えていました。

緊急度の高いバイタルサインとはどのようなものなのか、バイタルサインからどのような病態が考えられ

るのか、わかりやすく教えてくださり、年齢・性別・主訴とバイタル(+簡潔な現症)を伝えてくださる救急

隊からのホットラインの情報がいかに大切か再認識でき、ホットラインから搬入までの数分間の準備の

精度をより高めることができてとても良い学習となりました!



講演会後には交流会もあり、初期研修医同士交流を深めたり、入江先生や先輩医師からありがたい

お話を聞いたりしました。


写真ではS塚先生が何か悪い事をして怒られているように見えますが、彼はただ真面目なだけです

(´・ω・)
福岡県民医連研修医セミナー⑪.JPG












他の病院で働く初期研修医と合同で症例カンファレンスをすることで新鮮な意見も聞け、自分たちを

客観視することができ自分たちが普段行っている救急医療により自信を持つことができました!また

半年前に自分で定めていた課題である「プレゼンテーション力」を鍛える良い経験となりました!

これから年末にかけては学習会含め1年目も参加するイベントが盛りだくさんなので、このブログも

もっと若い活気で溢れてくることと思います!同期の投稿に期待ですね!

はじめまして

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はじめまして、2014年度初期研修医のH師です。
T先生、大変お待たせいたしました(畏)

入職して早くも2ヶ月が経とうとしていますが、この風変わりな名字のせいもあり未だに病棟で

「ナントカ先生」

と呼称されているというのを小耳に挟み、もっと存在感を出していかないといけないなぁと危機感を抱いている次第です。

というわけで、簡単ではございますが自己紹介をさせていただきます。
出身地:北九州
出身高校:小倉高校
出身大学:佐賀大学
部活(高校):陸上競技(400m)
サークル(大学):サッカー、軽音楽部
趣味:シンセサイザー、料理、鉛筆画

先日投稿していたK川とは、高校3年間同じクラスでした。
プロフィールをご覧頂ければわかる通り、比較的多趣味な方だと思います。大学生の頃は趣味が転じて、医学の勉強をしながらサッカーをしながらキッチンのバイトをしながらバンド活動をしていました。
陸上競技部の頃から「ドM」だと周囲に言われてきましたが、「自分にS」なだけだと主張し続けております。


さて、まだ駆け出しの初期研修医ですが、働きながら現時点で感じていることを1つだけ述べようと思います。それは、

医者は相当なプレゼンテーションスキルが要求される

ということ。
例として、夜間に救急外来を受診された患者様が入院となり、研修医が主治医となった後治療を重ね退院となったとすると、その一連の流れで初期研修医にプレゼンテーションが要求されるのは、

1 ERで初期診察後フロアリーダーへ
2 画像等専門的評価が必要なとき当直上級医へ
3 ご家族や付き添いの方々への病状説明
4 翌朝の全体CFでの発表
5 入院中の経過をシニア(指導医)へ
6 翌朝から朝の内科チームCF で指導医へ
7 病棟CF で看護師やMSW等コメディカルの方々へ
8 入院中の経過や退院後の方針をご家族へ

とまぁこんな感じ。デジタル化が進む現代ですが、医者はアナログな口頭でのコミュニケーションスキルが相当要求される職種だと感じています。

文章でのコミュニケーションとの大きな違いは、①時間に限りがある②内容量に限りがある③修正ができない 事だと思います。限られた時間の中でいかに要点をしぼって相手に患者様の事を伝えるか、しかもしゃべりだしたら後戻りできません。
だらだらと言葉を選び何度も書き換えて自分のタイミングで送信ボタンを押す、SNS等での文章のコミュニケーションとは全く異なります。
適切なプレゼンテーションなくしては、上級医へ相談しても適切な処置は不可能な上、患者様やそのご家族の方々などに不信感を抱かせてしまいます。
実はこの文章は昨日書いて今日投稿しようとしてたのですが、今日開催された学習会でまさにプレゼンテーションが話題になっていて、ちょっとニヤけてしまいました(笑)


学習会では、プレゼンテーションをすることで自分の患者への理解度を客観視でき、自分を客観視することは誤診を防ぐことに繋がるということでした。詳しくは後日また投稿があると思います。


というけで、しばらくはプレゼンテーションスキルを磨くことを目標の1つにして頑張っていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。

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