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初★北海道

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男前じゃないから・・・と、投稿をさけていました、研修医2年目のIブツです。

先日、杉田先生の住む北の国へ行って参りました。
メンバーは、山口隊長・小林ママ・佐藤お姉さんとIブツの4人。

目的は・・・

支笏湖
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トウキビ&じゃがバター
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スープカレー(と餃子)
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ではなく、学会参加。
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“日本プライマリ・ケア連合学会学術大会”なるものに参加してきました。

この長い長〜い名前の学会は、「日本プライマリ・ケア学会」「日本家庭医療学会」「日本総合診療医学会」の3学会が、昨年合併してできたそうです。病院勤務医から開業医・薬剤師・コメディカルなど多くが所属するこの学会は、“地域と病院のスムーズな連携”“生活背景まで含め、患者を総合的かつ継続的に診ることができる医師の育成”などを目指しているようです。

演題の内容は、外来感染症・初期救急医療・うつ病・ワクチン・僻地医療・海外でのプライマリヘルスケアの活動・学生教育など、とても幅広いものでした。
(我らが山口先生は『菌血症とバイタルサイン』についての発表をされました。)

個人的に興味深かったのは“アルコールと自殺”についてのシンポジウム。

現在、日本の自殺死亡者は3万人を超えています。
この現状を何とかせねばと、うつ病の早期発見・治療・啓蒙活動は盛んに取りざたされているようですが、自殺とアルコールの関係が取り上げられることは少ないそうです。
実は、自殺者の約5人に1人はアルコール3.5合/日以上のアルコール常用者とのこと。
その他のアルコール依存状態でない人も、悩んでいる時に飲んだ一杯が衝動的な自殺へつながることは結構多いそうです。

一般的に、自殺を試みる人は『希死念慮(死にたいと思う)→自殺計画(死に方を具体的に考える)→自殺企図(実行する)』と段階を踏むそうですが、アルコール飲酒による自殺者は自殺計画なしに突然行動に移ってしまうと。
笑顔で飲み会会場を去った人が、突然自殺してしまう…。
だから、家族も友人も、止めることが出来ないと。

そういう話から始まり、“悩んでいる部下がいたらどうするか”“行動変容のポイント”など研修医の私でもとっかかりやすい内容で、アルコール問題への興味をかきたてられました。

そして、“アルコール問題”と聞くと、専門医でなければ手がつけられないイメージですが、プライマリケア医が介入していくための取り組み(PIPC;Psychiatry in Primary Care)があり、プライマリケア医が精神科診療に関わる際の診断ツール(MASPOシステム)が存在するとのことです。
アルコール問題解決への第一歩は、私たち医療従事者がアルコール依存患者に対する恐怖心を取り除くことみたいです。
総診エースのお二方は、早速MASPOシステムを『大手町病院でも取り入れましょう!』と盛り上がっているそうです。

何だかまとまりがないですね。すみません。

『どんな病気でもどんな人でも何でも診る』中で、気づかないうちにジェネラリスト精神が身についている(?)男前病院'sなら、どなたも楽しめる学会だと思います。
来年は、残念ながら福岡であるそうです。
興味のある方はぜひ参加されてみて下さい。

そして、北海道はサイコーでした!!!!!

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